どうなる?無料動画
posted at 21:49:31 on 2006-10-21 kaz | Category: オンモード
YouTube が日本の著作権団体などの要請を受けて、約3万ファイルの動画を削除した。
しかし、依然として有名タレントが出演する番組やCMが多く視聴できる状況だ。
この状況はいたちごっこ状態であり、全ての著作権に抵触する動画を削除することは不可能だろう。一時は裁判に訴える構えを見せたアメリカのメディアも、最近は逆にYouTubeと提携する姿勢を見せている。
善悪はともあれ、YouTubeは到底無視できない存在になっている。Googleもこれを評価して買収に踏み切ったのだろう。
その反面、有料の動画サイトや無料であってもきちんと著作権が管理されている動画の配信サイトは結構苦戦している。今日も赤字が続いているUSENの無料動画配信サービスのGyaoについての記事が日経新聞に載っている。今期も20~40億の赤字の見通しらしい。
どうも Web2.0 的なサービスは活況を呈しているが、そこから離れると見通しが暗いようだ。ここでいう Web2.0的とは、以前のブログ「踊るWeb2.0」にも書いたが「性善説」や「参加型」という意味で捉えている。
ところが、ネットの世界で広く一般に公開されるサービスには、性善説を期待できないコンテンツも集まってくる。こうなると上記のWeb2.0の定義は危うくなってくる。この危うさがYouTube の持つ危うさである。
ただこの危うさは、ビジネス的には違ってくる。人が集まる要因でもあり、必ずしもビジネス的な危うさには直接的には繋がらない。
以前のブログ「心響く映像検索」にも書いたが、BBCなどの放送関係のサイトも無料で動画を配信する試みを行っている。こういったコンテンツはある一定の質の高さをキープしているが、一般の投稿動画はそうはいかない。内容も著作権もなんでもありの状況だ。
そうは言っても、よい悪いで状況をコントロールできるものでもない。
今から数年が放送、出版、新聞等の旧メディア、ネットや携帯電話などの新メディア両方を巻き込んで、各メディアの状況が大きく変わるのではないかと思っている。
それらを支える様々な技術、例えば、IPv6 やWiMaxなどのネットワーク、情報を映し出す高精細野のディスプレイ、これらを蓄積する大容量のHDDや各種のディスク、半導体メモリ等々も熟成してきた。
これらに支えられて、今までにない新しい概念、新しい常識、そして新しいサービスが続々と生まれようとしている。ますます動画から目が離せない時代、本当に胸躍る世界がやってくると期待している。
余談だが、携帯用のディスプレーを開発している知り合いのメーカーの企画マンに、「将来のコンテンツに合わせた新しいディスプレーを考えたいがキャリアに話を聞きに行きたい。どこか紹介して欲しい」と頼まれた。
しかしどうせ行くならキャリアに行くのではなく、もっと面白いところに行こうと、先端の携帯のコンテンツを追い求めているベンチャー企業に連れて行くことにした。
せっかくの面白い世の中である。もう少し柔らかい頭で見てみたいものだ。
アイキットソリューションズ
生島 大嗣
しかし、依然として有名タレントが出演する番組やCMが多く視聴できる状況だ。
この状況はいたちごっこ状態であり、全ての著作権に抵触する動画を削除することは不可能だろう。一時は裁判に訴える構えを見せたアメリカのメディアも、最近は逆にYouTubeと提携する姿勢を見せている。
善悪はともあれ、YouTubeは到底無視できない存在になっている。Googleもこれを評価して買収に踏み切ったのだろう。
その反面、有料の動画サイトや無料であってもきちんと著作権が管理されている動画の配信サイトは結構苦戦している。今日も赤字が続いているUSENの無料動画配信サービスのGyaoについての記事が日経新聞に載っている。今期も20~40億の赤字の見通しらしい。
どうも Web2.0 的なサービスは活況を呈しているが、そこから離れると見通しが暗いようだ。ここでいう Web2.0的とは、以前のブログ「踊るWeb2.0」にも書いたが「性善説」や「参加型」という意味で捉えている。
ところが、ネットの世界で広く一般に公開されるサービスには、性善説を期待できないコンテンツも集まってくる。こうなると上記のWeb2.0の定義は危うくなってくる。この危うさがYouTube の持つ危うさである。
ただこの危うさは、ビジネス的には違ってくる。人が集まる要因でもあり、必ずしもビジネス的な危うさには直接的には繋がらない。
以前のブログ「心響く映像検索」にも書いたが、BBCなどの放送関係のサイトも無料で動画を配信する試みを行っている。こういったコンテンツはある一定の質の高さをキープしているが、一般の投稿動画はそうはいかない。内容も著作権もなんでもありの状況だ。
そうは言っても、よい悪いで状況をコントロールできるものでもない。
今から数年が放送、出版、新聞等の旧メディア、ネットや携帯電話などの新メディア両方を巻き込んで、各メディアの状況が大きく変わるのではないかと思っている。
それらを支える様々な技術、例えば、IPv6 やWiMaxなどのネットワーク、情報を映し出す高精細野のディスプレイ、これらを蓄積する大容量のHDDや各種のディスク、半導体メモリ等々も熟成してきた。
これらに支えられて、今までにない新しい概念、新しい常識、そして新しいサービスが続々と生まれようとしている。ますます動画から目が離せない時代、本当に胸躍る世界がやってくると期待している。
余談だが、携帯用のディスプレーを開発している知り合いのメーカーの企画マンに、「将来のコンテンツに合わせた新しいディスプレーを考えたいがキャリアに話を聞きに行きたい。どこか紹介して欲しい」と頼まれた。
しかしどうせ行くならキャリアに行くのではなく、もっと面白いところに行こうと、先端の携帯のコンテンツを追い求めているベンチャー企業に連れて行くことにした。
せっかくの面白い世の中である。もう少し柔らかい頭で見てみたいものだ。
アイキットソリューションズ
生島 大嗣
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きよ店長 wrote:
ほんま、どうなるんでしょうねぇ、、、動画、、、。
僕は、ようやく最近、オリジナル品の製作に着手しましたが、やはり、究極残るのは、ものを作るものと、それを消費するもの、、、、この2者のみだと思っています。
ですので、動画も、コンテンツも、自分で作らないといけないと思っています。
テレビのように、万人が大きな感動と時間を費やすメディアが、極端な話、デジカムと、編集設備、いえいえ、編集ソフトさえあれば、僕でもできますもんね。
美容師きよ店長のヘアケアに関する動画で
スカパーのような1チャンネルを
独自のドメインで展開できれば、、、、、
ヘアケアに関心のある人が
「ヘアケアテレビ」的に見るようになれば
もっともっと、ビジネスチャンスは広がりますよね。
その意味でも、結局、モノを持ってるもの、コンテンツを持っているものに走ることが最大の自己防衛になるような気がしていますが、いかがでしょうか、、、。
やっぱり、自分が「読む」という、能動的な作業から、より受動的で、感動も多い、人の心を揺さぶりやすい、動画を作る側に回るという事は必要な気がしているのですが、、、、、。
それも、youtubeのようなところで、どんどん回し見、されるようなもの、していただいてどんどん結構!!なものをつくってゆきたいですねぇ、、、。
生島 大嗣 wrote:
私はビジネスの3層構造論を唱えています。(ドキュメントに置いているコラムのバックナンバーを参照)
そこで言うところの「深層」にあたるものがオリジナリティーというかコアコンピタンスなんですよ。
きよ店長は、ビジネスの表層「ネット販売の工夫やキャラクタを前面に押し出してファンを獲得しリピートさせる手法 等」だけでなく、オリジナルの商品を企画し、オリジナルの映像を作成することで、3層構造でいうところの「中継層」「深層」も自社で持とうとされているんだと思います。
そうすること戦略も多様化するし、オリジナルな技術ノウハウの蓄積もできますね。
ビジネスチャンスは広がるし、ビジネスをより堅牢なものにできることになります。
> それも、youtubeのようなところで、どんどん回し見、されるようなもの、していただいてどんどん結構!!なものをつくってゆきたいですねぇ、、、。
映像を売るビジネスモデルではないので、本来のビジネスを強化する手段としてどんどん推し進めるとよいでしょうね。
コメントありがとうございました。