熱きコンセプト創造集団
posted at 15:28:07 on 2006-05-07 kaz | Category: オンモード
以前のブログで技術経営メールのコラム「企画立案チームと実践組織の作り方」について紹介したが、今日はこの補足。
企画立案チームで新たなビジネスアイデアを生み出し、これを具体化するための戦略やビジネスの3層構造を考えると書いたが、実はこれはコンセプトの創造という過程を受けての話である。
企業や組織は千差万別であるので、この過程がどこに組み込まれているかは企業ごとに異なる。
企画立案チームがコンセプト創造を行う場合も多いが、この場合に気を付けないといけないのは、「熱き思い」の欠如だ。特に企業や組織に帰属意識の薄いプロフェッショナル集団によって組織された場合の企画立案チームには注意が必要である。
企業という場において、熱き思いを共有する集団が各自が現在課せられているミッションには直接的に繋がらないが、新しいビジネスを創造するためのアイデアを出し、それにより新しいビジネスコンセプトを作りを行うという過程がまず存在しないと、新規事業の創造はは失敗することが非常に多い。
だが残念ながら今の企業の多くでは、この過程が効率優先や成果主義等の導入により阻害されている。
この結果多くの企業では、コンセプト作りを行う過程に必要な場や仕組みがないところにコンセプト作りを命じることになってしまっているし、誰もそのことに気が付かない。
一番も問題なのは、日頃ノルマを課された営業を行っているメンバーに更に新しいビジネスコンセプト作りを命じたり、効率のよい設計業務のみを追及してきた設計部署のメンバーにそのままの体制で新製品の企画を命じるということが行われている場合だ。
もちろんそこからは何も出てこない。しかし、これらのケースが結構多いのである。
昨日、私は大学の後輩に当たる人力車ビジネスを経営しているK氏やそのスタッフ、1級建築士や家具の製造販売を行っている者という異業種のメンバーによる集まりを企画したが、面白いことにビジネスに繋がるアイデアが続出した。
大企業では命じてもできないアイデア創出が、何故このような異質な集団で起こってしまうのだろうか?
それは、そこに集まったメンバーが日頃から「情報発信」を行っている人達であることや、互いに「異質」なメンバーであることが大きく関係している。
また、全員が自分の仕事に「熱き思い」を持ち、他のメンバーの仕事に「肯定的な好奇心」を抱いているという状況が大きく影響を与えている。
実は、企業の中でもよい場を形成し、新しいビジネスアイデアを次々と生み出しているところではこれらが日常的に起こっているのだ。異なる部署やプロジェクトメンバーが自分のミッションについて話したり、それに対してコメントや助言を行うことが自然に行われているのである。
これに反して業績が悪い企業では、大抵このような場の形成が阻害されている。
効率優先で無駄話は許されないというような雰囲気が漂っているのだ。
シリコンバレーの特性のひとつに、技術者や経営者が企業を超えてアイデアを交換し、助言を与えるという場が地域で形成されているということが挙げられる。この場で、新しいコンセプトを作る集団が生まれ、このコンセプトの実現に向けて戦略を立案するチームを組織するということが日常的に行われているのだ。
業績の低迷している日本企業の多くが、このコンセプトを作る熱き集団の活動や場の形成を阻害することを気付かずに行ってしまっている。
この阻害要因を取り除き、「情報発信」を行う「異質」なメンバーを許容し、これらを活用することで企業は活性化することが可能になる。googleでは、20%の時間を自分のミッションではない研究に振り向けないといけない「20%ルール」が組織を活性化させている。
あなたの組織にも、ビジネスコンセプトを作り上げる「場」や「熱きコンセプト創造集団」が活躍できる仕組みを取り入れてみては如何だろう。
えっ、具体的にどうしたらよいか分からない?
その場合は私に連絡を!(笑)
アイキットソリューションズ
生島 大嗣
企画立案チームで新たなビジネスアイデアを生み出し、これを具体化するための戦略やビジネスの3層構造を考えると書いたが、実はこれはコンセプトの創造という過程を受けての話である。
企業や組織は千差万別であるので、この過程がどこに組み込まれているかは企業ごとに異なる。
企画立案チームがコンセプト創造を行う場合も多いが、この場合に気を付けないといけないのは、「熱き思い」の欠如だ。特に企業や組織に帰属意識の薄いプロフェッショナル集団によって組織された場合の企画立案チームには注意が必要である。
企業という場において、熱き思いを共有する集団が各自が現在課せられているミッションには直接的に繋がらないが、新しいビジネスを創造するためのアイデアを出し、それにより新しいビジネスコンセプトを作りを行うという過程がまず存在しないと、新規事業の創造はは失敗することが非常に多い。
だが残念ながら今の企業の多くでは、この過程が効率優先や成果主義等の導入により阻害されている。
この結果多くの企業では、コンセプト作りを行う過程に必要な場や仕組みがないところにコンセプト作りを命じることになってしまっているし、誰もそのことに気が付かない。
一番も問題なのは、日頃ノルマを課された営業を行っているメンバーに更に新しいビジネスコンセプト作りを命じたり、効率のよい設計業務のみを追及してきた設計部署のメンバーにそのままの体制で新製品の企画を命じるということが行われている場合だ。
もちろんそこからは何も出てこない。しかし、これらのケースが結構多いのである。
昨日、私は大学の後輩に当たる人力車ビジネスを経営しているK氏やそのスタッフ、1級建築士や家具の製造販売を行っている者という異業種のメンバーによる集まりを企画したが、面白いことにビジネスに繋がるアイデアが続出した。
大企業では命じてもできないアイデア創出が、何故このような異質な集団で起こってしまうのだろうか?
それは、そこに集まったメンバーが日頃から「情報発信」を行っている人達であることや、互いに「異質」なメンバーであることが大きく関係している。
また、全員が自分の仕事に「熱き思い」を持ち、他のメンバーの仕事に「肯定的な好奇心」を抱いているという状況が大きく影響を与えている。
実は、企業の中でもよい場を形成し、新しいビジネスアイデアを次々と生み出しているところではこれらが日常的に起こっているのだ。異なる部署やプロジェクトメンバーが自分のミッションについて話したり、それに対してコメントや助言を行うことが自然に行われているのである。
これに反して業績が悪い企業では、大抵このような場の形成が阻害されている。
効率優先で無駄話は許されないというような雰囲気が漂っているのだ。
シリコンバレーの特性のひとつに、技術者や経営者が企業を超えてアイデアを交換し、助言を与えるという場が地域で形成されているということが挙げられる。この場で、新しいコンセプトを作る集団が生まれ、このコンセプトの実現に向けて戦略を立案するチームを組織するということが日常的に行われているのだ。
業績の低迷している日本企業の多くが、このコンセプトを作る熱き集団の活動や場の形成を阻害することを気付かずに行ってしまっている。
この阻害要因を取り除き、「情報発信」を行う「異質」なメンバーを許容し、これらを活用することで企業は活性化することが可能になる。googleでは、20%の時間を自分のミッションではない研究に振り向けないといけない「20%ルール」が組織を活性化させている。
あなたの組織にも、ビジネスコンセプトを作り上げる「場」や「熱きコンセプト創造集団」が活躍できる仕組みを取り入れてみては如何だろう。
えっ、具体的にどうしたらよいか分からない?
その場合は私に連絡を!(笑)
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