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狭い本屋

posted at 16:43:16 on 2006-04-07 kaz | Category: オンモード

以前のブログにこう書いた。
> 間口は狭く、そして奥行きを広くすることが肝要。
> つまり、事業というのは間口が狭いほどよいのではないか。

これをそのまま実践している本屋がある。

少し前、本屋と言えばあらゆるジャンルの本を扱う大型書店が話題になった。
この手の書店にはベンチが配され、本を手に取りゆっくり腰を落ち着けて読むことを売りにしているところが多い。

しかし、売り場面積の狭い本屋にはこのような集客方法は望むべくもない。
ところが、これを逆手に取った本屋も探せばあるものだ。

ひとつは、歴史時代書房 時代屋
この本屋は、「時代小説」「歴史書」を専門に扱っており、これらの愛好者にはたまらない演出をしている。
本は年代順に並べられ、鎧がさりげなく置いてある。
その雰囲気の中で、着物や作務衣を着た店員が対応してくれるのだ。

もうひとつは、ミステリ専門書店 トリック・トラップ
店はなんとマンションの一室にある。
天井にドアがあったり、ミステリアスな雰囲気を醸し出している。

両店共、極端なまでにターゲットを絞り込んでおり、その分野の愛好家にとっては好きな本で埋め尽くされた独特な空間を思う存分楽しめる。
ワクワク感を堪能できるのだ。

「大型店にはかなわない」と逃げるのではなく、ここには大型店に「専門店にはかなわない」と言わせる工夫が見て取れる。

アイデア/創造力は、大企業より中小企業が得意とできる領域である筈だ。
創造力は、規模に比例しない。いや、ひょっとすると反比例するかもしれないのだから。

アイキット ソリューションズ
生島 大嗣

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