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デザイン思考

posted at 23:47:28 on 2010-06-23 kaz | Category: オンモード

インダストリアルデザインがご専門の京都工芸繊維大学の櫛教授と少しお話しました。
先生は11年前に電機メーカーから大学に転身されたとのこと。
ほぼ同じ10年前に電機メーカーから転身した私には相通ずるものがありそうです。

さて、先生のお話にあった 「洞察→観察→発想→視覚化・検証」のサイクルについて備忘録的に書いておきます。


・日常の思考はステレオタイプ的、フィルターのかかったレンズ
エクセルを使っているとエクセル的思考
体で表現すべき内容を言葉で語って放っている状態

・社会での思考阻害要因
上下関係、金の流れ、目上の人の意見で左右される

・アンケートのウソ
アンケートでは問いかけた内容だけに対して回答(可能性の除外)
意識的な答しか返ってこない

・観察を導入
まず主観的観察(左脳的思考では主観を除外してしまう)
観察し情報を徹底的にまず整理
通常は無意識にフレーミングしてしまう(写真をきれいに撮ってしまうようなもの)
これを洞察によりリフレーミングする(ズームアップ、わざとずらす)
このリフレーミングができるかが重要

・「観察対象」を頭脳思考(左脳)で「図式」 (フレーム化、常識化)
これを身体思考で活動の方向付けを行う「探索」
情報を抽出して再度フレーミングして対象を理解
フレーミングとリフレーミングで常にずれを修正
ここから新しいニーズを得ることが初めて可能

フレーミング=>左脳的調査報告書
リフレーミング=>ユーザと一体化した関係構築

・観察・情報の共有・概念化・実体化
個人=個人的主観
↓(共有)
組織=集団的主観
↓(流通)
社会=客観

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ここからは、生島の理解です。
主観的観察、洞察は今までのアプローチ(解析的、直線的、左脳的)アプローチで越えられない問題認識、問題設定を可能にする。
経営学的手法STPでのポジショニングをどう取るかという問題に解決のヒントを与える。
思考の発散と収束、右脳と左脳のコントロール方法のひとつの方法論としてのデザイン思考がある。

上の箇条書きが意味するところ、何かわかりますか?
読んでいて思考が少し発散しませんか?

そうなればしめたものです!

このお話、深いところで三宅先生のお話と通じるところがありますね。
(三宅先生は4月から東京大学ものづくり経営研究所から東海大学に移られています)


アイキットソリューションズ
生島大嗣

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