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知識社長

posted at 16:31:38 on 2009-02-22 kaz | Category: オンモード

2月14日に研究会でお会いしたカネボウ化粧品の知識社長のお話は迫力がありました。

若干41歳で経営が破綻したカネボウ化粧品の社長に就任し、産業再生機構と対峙しながら経営改革を行い、花王を親会社とするEXITまでを語って頂きました。


若干41歳で経営が破綻したカネボウ化粧品の社長に就任し、産業再生機構と対峙しながら経営改革を行い、花王を親会社とするEXITまでを語っていただきました。

1万人の社員の生活を守る重責を担った彼には論理と情理との狭間で決断をしなければいけなかった場面が何度あったことでしょう。

自ら現場に出かけ、3ヶ月で戦略策定を行う際、タクシーメーターが上がるスピードで時間を意識しながら社員にその感覚を訴え、ときには反対勢力を排除しながらまい進していった彼が最も大事にしていたものは「ビジョン」であり、コミュニケーションだったのです。

そして、マネジメントとは矛盾に対峙し続けることと言っておられました。
決して割り切らずにです。
割り切りはプロセスの薄さ、人間の軽さに通じると感じておられるようです。

プロセスをギリギリまで突き詰めて最後に決断するのは割りきりではなく、腹決めと言っていました。

そして、彼が大事にしていたのは使命感。
使命感とは覚悟を決めること、無私になること。

組織は放っておくと部門最適に動いてしまう。
それを全体最適に持っていくのが上の者がしなくてはならないマネジメントだと言っていました。
これをマトリクス組織を導入して、2ボス体制であえてコンフリクトを生じるように仕組みを作り上げたそうです。

私がやはり凄いなと思ったのは、スピード感と使命感、そしてやるときは徹底してやる姿勢です。
スピードは反対勢力を押さえ込むためと猜疑心が生まれる余裕をなくすため。

クリチカルマスを意識し、根回しして多数を取れたと思ったら一気に決める。

う~ん、敵に回したくない人でした(笑)
出身が神戸でご実家も近いことが判明。
腰の低さに隠された鋭い切れ味が見て取れましたよ。

久々に面白いお話を伺うことができました。


アイキットソリューションズ
生島 大嗣

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