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よいものは売れる?

posted at 10:55:34 on 2008-04-10 kaz | Category: オンモード

以前、出版社の編集と雑談のしていたときのこと。

生島「よいものを作ったら売れるなんて考えている人が多すぎて」
編集「もうそんな人はいません。もっと時代は進んでます」

後は水掛け論。
まぁ編集者さんは現場のことは理解できていないので仕方がないですが。

大手でもまだこういう考え方はまだ多少残っています。
だいぶ駆逐されましたけどね。

でも、中小ではまだまだ主流。
この辺りの皮膚感覚は現場を知らないとなかなかわからない。

先日もなんたら精機という社長さんが相談に来られました。

社長「この加工技術はうちしかない。以前、こんなん作れないかって話あったから作ったけど。売り先紹介して欲しい」

生島「言って来た会社に売れないんですか」

社長「あの後すぐに難しい加工だから諦めて、なんたらかんたらをなんたらして部品を作って、その部品使っとるわ。あんな安もん使こてなんや」

生島「その安物で性能が出るんだったら、社長のところの製品はオーバースペックでコストも合わないし、第一製品化のスケジュールにも合わなかったんだから・・・」

社長「だから売り先紹介してよ」

生島「用途はあるの?」

社長「わからん」

とまぁ、こんな調子。


生島「シーズ指向の製品だから通常売り先を探し出すコスト、時間は開発費に合わないですよね。偶然万が一見つかることはないとは言えないけど」

社長「だから紹介して。それも技術者を。営業にゆうても門前払いや」

生島 心の声『そりゃそうでしょう』

生島「シーズ指向の製品の場合、HPでSEOをきちんとして研究開発の技術者から見つけてもらうという方法がありますよ」

社長「そのエイチピーたらえすいーなんたらはどんなの?。僕はそのインターネットやらホームページなんか信用してないのや」

ちょっと事例を紹介する。

社長「うちもホームページはある」

kaz 「見せてください」

社長「よくわからないけど、どこかのなんたら協会にある」


話がよくわからなかったのですが、よくよく聞くと業界団体の協会のようなところの業者一覧に会社名、住所、業務内容が載っている。

生島「これではわからないですよ」

社長「それからこんなのもある」

プリントアウトした紙を見ると、そこには@niftyで作ったHPのページが印刷されていました。独自ドメインでもないし、会社名と住所、業務内容が書いてあるだけ。


社長「ホームページ見たというやつらはサンプルよこせって言ってくる。タダで送ってそれっきりや。ホームページは信用できん」

生島「商品に力があったら、何十万でも欲しがりますよ。需要がないのでは?」

社長「・・・」

生島「それに開発した技術や製品は載せてないでしょ」

社長「ホームページ作って載せてうまくいっても、相手が研究や開発やから金が入るまで何年もかかる。すぐ金がいる」

生島 心の声『あんた、さっきは研究開発の技術者に繋がらないって嘆いていたんじゃないの』



はい、編集者の方々は、こんな方が巷ではわさわさいるなんてご存じないよね。
これで、日本は変わるんだろうか?


いやいや、こういう社長には沈没してもらって、もっともっと優秀な方に出てもらいましょう!

そのためには頑張らないと。


アイキットソリューションズ
生島大嗣

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