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新事業創出の思考法 第5回 引き出しを組み合わせる(大商ニュース)

posted at 22:30:49 on 2007-11-18 kaz | Category: オンモード

大阪商工会議所の機関紙「大商ニュース」の11月10日号で、私のコラム
「新事業創出の思考法」の第5回「引き出しを組み合わせる」が掲載されました。

以下に再掲します。

尚、このコラムは、大商のHPの 大商ニュース バックナンバー(11月10日号)にも掲載されています。

新事業創出の思考法 第5回 引き出しを組み合わせる
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これまで個人でいかに多くのアイデアの引き出しを持つかということを述べてきた。引き出しが多いほど閃(ひらめ)きや直感が生まれるからだ。ちなみに、閃きは「後付で理由の説明ができる」もので、直感は「理由の説明はできないが確信できる」ものである。

しかし人ひとりの持つ引き出しの数には限りがあり、その中身の組み合わせもやはり限度がある。もし、何人かの引き出しをうまく組み合わせることができれば、その組み合わせの数は幾何級数的に増える。正に「三人寄れば文殊の知恵」なのだ。

困ったことに、安定期や衰退期に入った会社にはこれまでのやり方が染み付いている。社員がそれを踏襲せず異なった方法を提案すれば、それは組織の効率を阻害するものとして排除される。こうした管理が組織の目的となり、組織で新しいアイデアを考えるというアイデア創造の効率のよいプロセスは往々にして機能しない。

以前私が在籍していた研究所で上司に、「自由闊(かっ)達な意見交換ができるようにしたい」と進言したことがある。翌日、その上司は部下を全員会議室に集めこう言った。

「自由闊達に意見交換したいという提案があった。これから順番に自由闊達に意見を述べよ」

もちろんこうした方法では自由闊達な状態にはなることはない。

各自の引き出しを自由に組み合わせ、組織として思考が発散し、創造的なアイデアがでる条件がる。それは、「よい仲間」、「前向きの楽しい雰囲気」、そして「少しだけの非日常性」だ。こうした環境をあなたの会社で作ることができれば、面白い新事業案がきっと飛び出してくるに違いない。
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アイキットソリューションズ
生島大嗣

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