続 巧みに叱るポジショニング取り
posted at 13:37:52 on 2007-09-07 kaz | Category: オンモード
前回、「続きは次回に」と書いたのに「続き」が遅れてしまいすみません。
心待ちにされていた方、やっと続きです。
(そんな人、いるんかなぁ・・・笑)
という訳で続きです。
お約束の「叱る相手から、そして叱られることに慣れた自分から逃れる方法」です。
叱られてそれに従って成功してきた人にとって、叱られるというのは安心を得られるものだというのは前回述べました。
矛盾しているようですが、叱られることにより安堵する。
自分で考えなくてもこれから進むべき道筋を教えてくれる。
従えば成功するという過去の成功体験がそれを裏打ちしてくれている。
自分で考えなくてよいから楽である。
こういった理由で叱られることに甘んじているのです。
しかし叱ることで優位に立ちたい相手と対峙している場合は、これらは全て裏目に出るでしょう。相手のことを思って叱っている場合はまだよいとして、相手を利用しようとしている者もいるでしょうし、相手より能力がない者は往々にして相手を叱って能力のなさを誤魔化そうとします。
ところが、当の叱られている本人は叱られることに満足して疑問を抱きません。
叱っている相手から離れること、叱っている相手に反論することは、叱られて成功してきた人間にとって恐怖を感じることになるのです。
つまり、叱られて従い成功した体験を持つ人にとって、
「叱られること」 = 「成功パターン」
という図式から逃れることは恐怖を伴い、恐怖を感じないように叱られる状況を受け入れるということが起こってしまっているのではないでしょうか。。
ところが、人はこの感情を理性で超えることができます。
それには、この恐怖から理性的に逃れるのだということをまず自分で意識する必要があります。
これができてやっとステップは一歩前進です。
更に進まなくて叱られることから逃れることはできません。
次の段階は、相手が自分を叱っている理由を論理的に考え、そこに疑問を持ったら、自分の感情を意識的にコントロールして恐怖心を支配下に置くのです。
人が恐怖を感じるの仕組みは次のような仕組みが働いています。
古い脳である大脳辺縁系の扁桃体が恐怖を感じ回避行動を促します。
これは強い衝動を伴い、この衝動により人は危険から回避することが可能になり哺乳類は種として繁栄してきました。
扁桃体が感じた恐怖は新しい脳である大脳新皮質にも投影され、人はここで感情として恐怖を感じることになります。
ところが、人はこの感情をコントロールして恐怖を意識的に支配することができます。
例えば、恐怖を感じて本当は逃げたい状況でも、部下が見ている状況では強がってなんともないというような態度を取るなんてことがありますね。
これほど単純な状況でなくても、その状況を分析して理性的に判断することさえ行えば、恐怖を理性でコントロールするができ、恐怖と対峙し克服することができるのです。
それができる仕掛けが大脳新皮質に用意されています。
恐怖に飼い慣らされるるのではなく、恐怖を飼い慣らすのです。
実際には過去の記憶やそれに伴う成功体験、相手に気に入られようとする人が本来持っている衝動等々も絡んでいます。ですから状況はもっと複雑かも知れません。
ここでは分かりやすくするために単純化していますが、基本的には同じだと思います。
恐怖を飼い慣らすのは、最初は大変な努力が必要でしょう。
しかし、人は「慣れる」ことでストレスを減ずることが可能になります。
この慣れの仕組みはこうです。
ストレス、外的要因である外部からの刺激であるストレッサーを受けても、これがストレスとなる人とそうではない人がいます。
この手のストレス耐性が高い人はよいのですが、低くても高くすることは可能です。
人前であがってしまう人も、何度も繰り返すことであがらなくなります。
初めて体験することは誰でも緊張し、ストレスを感じます。
この仕組みには海馬が関係しています。
海馬は一時記憶を担っています。
この一時記憶を永続的な記憶として整理して蓄えておくところが大脳なのです。
何度も繰り返すことで、あがってしまう状況に慣れるものです。
これはその状況を記憶することで慣れることができるのです。
慣れとは記憶そのものです。
何度も恐怖に対峙するほど、それをコントロールする術を覚えるということになるのです。
もし叱られている自分に気が付き、叱られることや叱られている内容が問題の解決に繋がらないという疑問を持ったなら、それを理性的に検討し相手にきちんと対峙することが必要になります。
。
そして、叱られる状況を変えるという恐怖に打ち勝つために、感情をコントロールし回数を重ねることで慣れていきストレスを減少する。
そうして初めて自分を縛っている呪縛から逃れることができるのです。
これは、世の中に流されず自分の頭で考え行動するという第一歩かも知れません。
叱られないにしても、昔からのやり方を変えるときにも恐怖を感じるように人間の脳はプログラムされています。
ところが、これを回避する仕組みも同じく脳にプログラムされているのですから。
アイキットソリューションズ
生島大嗣
心待ちにされていた方、やっと続きです。
(そんな人、いるんかなぁ・・・笑)
という訳で続きです。
お約束の「叱る相手から、そして叱られることに慣れた自分から逃れる方法」です。
叱られてそれに従って成功してきた人にとって、叱られるというのは安心を得られるものだというのは前回述べました。
矛盾しているようですが、叱られることにより安堵する。
自分で考えなくてもこれから進むべき道筋を教えてくれる。
従えば成功するという過去の成功体験がそれを裏打ちしてくれている。
自分で考えなくてよいから楽である。
こういった理由で叱られることに甘んじているのです。
しかし叱ることで優位に立ちたい相手と対峙している場合は、これらは全て裏目に出るでしょう。相手のことを思って叱っている場合はまだよいとして、相手を利用しようとしている者もいるでしょうし、相手より能力がない者は往々にして相手を叱って能力のなさを誤魔化そうとします。
ところが、当の叱られている本人は叱られることに満足して疑問を抱きません。
叱っている相手から離れること、叱っている相手に反論することは、叱られて成功してきた人間にとって恐怖を感じることになるのです。
つまり、叱られて従い成功した体験を持つ人にとって、
「叱られること」 = 「成功パターン」
という図式から逃れることは恐怖を伴い、恐怖を感じないように叱られる状況を受け入れるということが起こってしまっているのではないでしょうか。。
ところが、人はこの感情を理性で超えることができます。
それには、この恐怖から理性的に逃れるのだということをまず自分で意識する必要があります。
これができてやっとステップは一歩前進です。
更に進まなくて叱られることから逃れることはできません。
次の段階は、相手が自分を叱っている理由を論理的に考え、そこに疑問を持ったら、自分の感情を意識的にコントロールして恐怖心を支配下に置くのです。
人が恐怖を感じるの仕組みは次のような仕組みが働いています。
古い脳である大脳辺縁系の扁桃体が恐怖を感じ回避行動を促します。
これは強い衝動を伴い、この衝動により人は危険から回避することが可能になり哺乳類は種として繁栄してきました。
扁桃体が感じた恐怖は新しい脳である大脳新皮質にも投影され、人はここで感情として恐怖を感じることになります。
ところが、人はこの感情をコントロールして恐怖を意識的に支配することができます。
例えば、恐怖を感じて本当は逃げたい状況でも、部下が見ている状況では強がってなんともないというような態度を取るなんてことがありますね。
これほど単純な状況でなくても、その状況を分析して理性的に判断することさえ行えば、恐怖を理性でコントロールするができ、恐怖と対峙し克服することができるのです。
それができる仕掛けが大脳新皮質に用意されています。
恐怖に飼い慣らされるるのではなく、恐怖を飼い慣らすのです。
実際には過去の記憶やそれに伴う成功体験、相手に気に入られようとする人が本来持っている衝動等々も絡んでいます。ですから状況はもっと複雑かも知れません。
ここでは分かりやすくするために単純化していますが、基本的には同じだと思います。
恐怖を飼い慣らすのは、最初は大変な努力が必要でしょう。
しかし、人は「慣れる」ことでストレスを減ずることが可能になります。
この慣れの仕組みはこうです。
ストレス、外的要因である外部からの刺激であるストレッサーを受けても、これがストレスとなる人とそうではない人がいます。
この手のストレス耐性が高い人はよいのですが、低くても高くすることは可能です。
人前であがってしまう人も、何度も繰り返すことであがらなくなります。
初めて体験することは誰でも緊張し、ストレスを感じます。
この仕組みには海馬が関係しています。
海馬は一時記憶を担っています。
この一時記憶を永続的な記憶として整理して蓄えておくところが大脳なのです。
何度も繰り返すことで、あがってしまう状況に慣れるものです。
これはその状況を記憶することで慣れることができるのです。
慣れとは記憶そのものです。
何度も恐怖に対峙するほど、それをコントロールする術を覚えるということになるのです。
もし叱られている自分に気が付き、叱られることや叱られている内容が問題の解決に繋がらないという疑問を持ったなら、それを理性的に検討し相手にきちんと対峙することが必要になります。
。
そして、叱られる状況を変えるという恐怖に打ち勝つために、感情をコントロールし回数を重ねることで慣れていきストレスを減少する。
そうして初めて自分を縛っている呪縛から逃れることができるのです。
これは、世の中に流されず自分の頭で考え行動するという第一歩かも知れません。
叱られないにしても、昔からのやり方を変えるときにも恐怖を感じるように人間の脳はプログラムされています。
ところが、これを回避する仕組みも同じく脳にプログラムされているのですから。
アイキットソリューションズ
生島大嗣
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