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ワクワク感

posted at 01:35:26 on 2007-08-22 kaz | Category: オフモード

自分が何故電子工学を専攻したのか、そして何故エンジニアを廃業してまで製品のアイデアやコンセプト作り、戦略構築をテーマとしているのかを暫し考えてみました。

そうすると、先進的な工業製品がもたらしてくれるワクワク感を追い求めている自分に気が付いたのです。

私が書いた日経BPの論文記事にソニーについての記事が多い。
これは、昔ソニー製品に抱いてきたワクワク感が今は感じられないもどかしさが原因のような気がします。

若い日にソニーのトランジスタラジオ、オーディオを手に入れたときのワクワク感を懐かしく思い出しました。

いつくらいまでその感覚をソニーに持っていたのだろう・・・
8mmビデオのハンディカムを手にしたときには、まだそんな感覚を抱いていたように思えます。

自分自身が8mmビデオの開発業務に携わっていたときに、ソニーの8mmハンディカムは特別な存在だったような気がします。

しかし、vaioノートを購入し使ったときには少しワクワク感は希薄になっていました。

私見ですが、ソニー製品の魅力はその性能だけではなく、作り手の熱意や気迫が伝わってくるようなその製品の持つ雰囲気、ストーリー性にあったように思えます。

ソニー以外の製品には、ときどきしか感じられなかったその雰囲気がソニーという会社からは漂ってきていました。
もちろんソニー製品のファンだった私は、ソニーにはもう一度そのような会社になって欲しいと願っています。

さて、今の自分がそういったワクワク感をどのような製品に感じているのか、改めて考えてみると面白いことに気がつきました。

残念ながら日本製のコンシューマ機器にはワクワク感があまり感じられなくなっているのですが、bang&Olffesen やiPod、iPhoneにはその雰囲気が感じられるのです。

iPhoneは、日本で使えなくても構わないから次回渡米したときにはきっと買ってしまう気がしています。

今の多くの日本製の製品にないもの・・・それは作り手の圧倒的なコンセプトだと感じています。

MBA的なマーケティング手法では手に入らない未知のコンセプトを追い求めない限り、そのようなコンセプトを作ることはできない。

尖がった技術、尖がった製品コンセプト、そしてそれらがまずありきで、程よくマーケティングと整合した製品。

決して妥協からは生まれない、そのような製品が日本から次々と生まれヒットする、そんな日のために微力ながら頑張りたいと思っています。

アイキットソリューションズ
生島大嗣

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Comments

ぱぱきち。 wrote:

私が独立した時の気持ちと非常に似ています。
ワクワク感、夢、希望、そういうものを追い求めたくなったからです。

あなたがワクワクする部分と、私がワクワクする部分は、
多少異なるようには思いますが。。。

2007-08-22 09:25:01

生島大嗣 wrote:

> あなたがワクワクする部分と、私がワクワクする部分は、
> 多少異なるようには思いますが。。。

これは、過去の成功体験や好みが違っていること、そしhて今置かれている立場、そしてビジョンや目的、目標を共有している関係ではないからだと思います。

チームとして動く場合は、前者を勘案しながら、後者を如何に一致させていくかが重要なポイントになるのだと思います。

コメント、ありがとうございました。

2007-08-22 09:42:57

カキちゃん wrote:

私も仕事柄から、いろいろな発明に接し、またその発明に基づいて事業化を夢見る方にお会いします。経験的に、これはうまく事業化すれば売れそうだと思われる発明品もあります。このような時には、私もどのように展開して行くかを考えると何かわくわくする時があります。また、何かサポートできないかと思いますが、現実には有効にサポートできることは少なく、歯痒い思いをすることも多いです。

2007-08-23 09:33:36

wrote:

私は今まさに大手メーカーで開発をしている人間ですが、やはり今の日本のメーカーに閉塞感を感じております。もしかしたら私の進む道も生島さんのような「製品のアイデアやコンセプト作り、戦略構築をテーマ」とする方が本当のやりたい事に近いのかもしれません。
最近特に悩んでいます。

2007-08-24 16:03:58

生島大嗣 wrote:

カキちゃん さん
ワクワクは伝染するようですね。
確かに現実には事業化までに様々な問題が山積しています。予見できるものもあるしできないものもあります。
少なくとも自分の守備範囲は、クリアしてさしあげたいですね。
コメントありがとうございました。

2007-08-24 23:49:31

生島 大嗣 wrote:

ま さん
私の場合、今のような道に進んだ理由のひとつには仰るような閉塞感を感じていたこともあります。
自分のやりたいことを見極めるだけでも、時間と強い意思が必要ですね。
それを自社でできる道が見出せれば幸せですが、そうでない場合も多いのも現実だと思います。
日本もシリコンバレーのように技術者が夢・ビジョンを実現できる社会的な下地ができればよいと思っていますが、そのためにも微力ながら貢献したいと思っています。
コメントありがとうございました。

2007-08-24 23:55:02

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