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新事業創出の思考法 第1回 三蔵法師になろう(大商ニュース)

posted at 15:10:06 on 2007-06-11 kaz | Category: オンモード

大阪商工会議所の機関紙「大商ニュース」の6月10日号で、私のコラム「新事業創出の思考法」の第1回「三蔵法師になろう」が掲載されました。

字数が少ないので、結構大変(笑)

このコラムは、大商のHPの 大商ニュース バックナンバー(6月10日号)にも掲載されています。

以下再掲します。

新事業創出の思考法 第1回 「三蔵法師になろう」
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「今回新事業を始めるんです」という話を聞くことが多いが、トイレットペーパーや水の安売りといった類の話が結構多い。

これらは、よほどのことがないと新事業の柱として育っていくことはない。成熟領域に後発にも拘わらず既存のビジネスモデルで参入しても、コスト競争に巻き込まれるだけだ。

思いつきや単に機会があったという安易な発想で新事業に参入するのは危険なのだ。

では、どのような新事業が可能性があるのだろう。それは、今までにはない付加価値を提供できる事業である。その付加価値だけが先行者利益を生み、事業を大きく成長させることができる。

それには、まず圧倒的な数のアイデアを出し、そこから今までにない事業や製品コンセプトを拾い出して磨き上げると過程が必要なのだが、これを抜かす場合が圧倒的に多い。この土台にはビジョンが必要で、これらが揃って初めて実際の戦略を立てる段階に進めるのである。

三蔵法師は、新しい経典を求め遠く天竺まで旅をした。当時、シルクロード交易はあったが、それは危険に満ちた未知の領域を通る旅であったろう。

何故彼はリスクを犯してまで経典を求めたのだろうか。彼には新しい経典により人々を救済するというはっきりとしたビジョンが見えていたはずだ。だからこそ、他の人が行ったことのない挑戦を行い、現在に至るまで語り継がれる偉業を達成できたのだ。

四国のお遍路さんと比較してみよう。こちらは、ガイドブックも宿泊施設も完備されている。ツアーに参加すれば全てお任せで旅が可能だ。情報は溢れており、リスクはない。

しかし、そこからは新しいムーブメントが生まれることはないのである。
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アイキットソリューションズ
生島大嗣

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Comments

酒呑童子 wrote:

空海が危険を賭して中国へ渡ったのも同じようなものなんですね。

高野山にケーブルカーで登っても新しいものは見えてきません。

しかし、高野山へ行くと何故か心がウキウキする。

あ、そうか!
濱田屋の胡麻豆腐で一杯飲めるからなんだ・・・。

2007-06-12 11:40:51

生島大嗣 wrote:

酒呑童子さん

高野山にケーブルカーはその通りですね。

でも・・・霊験あらたかな高野山に触れてウキウキじゃないのですね(笑)

2007-06-12 13:32:33

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