ソニーを叱咤するか、激励するか(日経BP)
posted at 23:45:34 on 2007-06-03 kaz | Category: オンモード
日経ベンチャー経営者倶楽部の技術経営戦略考および技術経営メールに掲載する次回原稿を執筆したのだけれと、この原稿についてNVCオンライン編集長の仲森氏とメールで激論を展開してしまいました(笑)
この様子を仲森氏が、「ソニーを叱咤するか、激励するか」という面白いコラムにして上げておられます。これに関しては、著作権は私にはないのでここに再掲できません。是非、リンクから原文を見てください。
彼によると、私はソニーを叱咤する派で彼は激励する派。
これは「叱咤激励」に引っ掛けたもの。
ちょっと補足すると、原文にあるように私は「運命を切り開く派」ではあるけれど、DNAまで変えてしまえとは思っていません。DNAは大切に、でも時代に合わせて戦略は大胆に変えていかなければならないと思っています。
私の持論である「ビジネスの3層構造」の深層がこのDNAに密接に関わってきます。
技術を例に3層構造を表すと次のようになるでしょうか。
<表 層>
どのように技術を利益に結びつけるか?
ビジネスモデルとビジネスプロセスの確立
マーケティング、セールスプロフェッショナル 等
(お金が回るところ)
<中継層>
どのように技術を製品に活かすのか?
製品開発戦略(プロダクトアウトかマーケットインか)
組織&制度作りとその運用 等
<深 層>
どうやって技術を獲得し維持するのか?
基礎研究開発力獲得、知的 財産権の獲得
人材の獲得と教育の理念
社内風土の元となるコンセプト、ビジョン、理念 等
表層は時代に合わせたビジネスモデルです。
これは、時代と共にどんどん変化していく。
このビジネスモデルを生み出す戦略は中継層に位置し、深層のコアコンピタンスをどうやって時代に合ったビジネスモデルに繋いでいくかといったところを担っています。
だから、この戦略を常に見直す必要があると考えています。
そうしないと、時代に合ったビジネスを展開していくことはできません。
この際、自分のコアミッションは何かを常に考える必要があるのです。
これを軸に戦略を見直すということが必要になってくる。
ビジョンやコンセプトが大事になってくるわけです。
面白い書籍を紹介しておきます。
コアミッションを守りながら、時代に合わせて生き抜いてきた企業を丁寧に取材してあり、読み応えがありますよ。
アイキットソリューションズ
生島大嗣
この様子を仲森氏が、「ソニーを叱咤するか、激励するか」という面白いコラムにして上げておられます。これに関しては、著作権は私にはないのでここに再掲できません。是非、リンクから原文を見てください。
彼によると、私はソニーを叱咤する派で彼は激励する派。
これは「叱咤激励」に引っ掛けたもの。
ちょっと補足すると、原文にあるように私は「運命を切り開く派」ではあるけれど、DNAまで変えてしまえとは思っていません。DNAは大切に、でも時代に合わせて戦略は大胆に変えていかなければならないと思っています。
私の持論である「ビジネスの3層構造」の深層がこのDNAに密接に関わってきます。
技術を例に3層構造を表すと次のようになるでしょうか。
<表 層>
どのように技術を利益に結びつけるか?
ビジネスモデルとビジネスプロセスの確立
マーケティング、セールスプロフェッショナル 等
(お金が回るところ)
<中継層>
どのように技術を製品に活かすのか?
製品開発戦略(プロダクトアウトかマーケットインか)
組織&制度作りとその運用 等
<深 層>
どうやって技術を獲得し維持するのか?
基礎研究開発力獲得、知的 財産権の獲得
人材の獲得と教育の理念
社内風土の元となるコンセプト、ビジョン、理念 等
表層は時代に合わせたビジネスモデルです。
これは、時代と共にどんどん変化していく。
このビジネスモデルを生み出す戦略は中継層に位置し、深層のコアコンピタンスをどうやって時代に合ったビジネスモデルに繋いでいくかといったところを担っています。
だから、この戦略を常に見直す必要があると考えています。
そうしないと、時代に合ったビジネスを展開していくことはできません。
この際、自分のコアミッションは何かを常に考える必要があるのです。
これを軸に戦略を見直すということが必要になってくる。
ビジョンやコンセプトが大事になってくるわけです。
面白い書籍を紹介しておきます。
コアミッションを守りながら、時代に合わせて生き抜いてきた企業を丁寧に取材してあり、読み応えがありますよ。
![]() |
千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン(新書) 野村 進 (著) 角川書店 (2006-11-10出版) |
アイキットソリューションズ
生島大嗣
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前川修寛 wrote:
読みました!(笑)
生島さんの考え方はどちらかというと故盛田昭夫さんや大賀典夫さんに近いんじゃないかと思いました。
初代プレイステーション(PS)はもともと任天堂との共同開発が消えたことから始まったと聞きます。
これを故盛田昭夫さんが見たとき「おじいちゃんと孫が一緒に楽しめるものをつくってください。」といったエピソードがありますね。
PS2あたりから、これを忘れているような気がします。
当時は任天堂はやたらと高額で難解なゲームばかりつくっていて、ゲーム好きだった僕も閉口しました。
PSも出た当時は高額でしたが、その後何度も値下げばかりして、せっかく買ったのに・・・とガッカリしました。
現在のWiiやPS3は完全に立場が入れ替わっていますね。任天堂も失敗を教訓にして充分検討したようで、Wiiは家族で楽しめるのに対してPS3は完全にマニア向けになっていて、開発費用も環境も高額になってますね。
でも、「どうせそのうち値下げするだろう」という人は多いですね。
その点、生島さんが叱咤するのは正解ですね!(笑)
生島大嗣 wrote:
前川さん
コメントありがとうございます。
自分がどこに行こうとしているかということを考える前に、自分がどこから来てどこにいるのかを自覚することが大事だと思っています。
真剣に戦略を考えているときは、自分が何もので何が必要で世の中がどうなっているかをかなり明確に把握できるのかも知れません。
しかし、成功体験を重ねていくうちに、本もとのDNAが発露してくるのでしょうか。
逆に失敗体験があると思い込みを自覚して世の中に受け入れられるものを求めるのでしょうね。
やりたいことを主観的に追い求めないと尖がったものはできなのですが、これを客観的に評価する目も忘れてはいけないのだと思います。
カミ wrote:
商売をしている時は良くも悪くも夢を見るんですね。特に経営者は.....
自分の立ち位置を理解しないといけませんよね。
変化についていこうとすれば頭を変えなければならず勉強しなければいけません。....商売に限らず人生って生涯勉強ですね。
生島大嗣 wrote:
カミさん
コメントありがとうございます。
自分の立ち位置って、個人の場合でも組織でも重要ですね。
常にここに立ち返るようにしないといけないのですが、成功すればする程難しくなってしまいます。