失敗するのはどんな人?
posted at 02:39:18 on 2007-03-12 kaz | Category: オンモード
多くの企業を見てきて、成功パターンはそれこそ山ほどあるけれと、失敗パターンは似たり寄ったりだと感じています。
たまたま運がよくて、無茶苦茶な経営なのに運だけで成功というケースもときどき見かけるのですが、失敗の場合は決まったパターンというのがあるようなのです。
よくあるのが、技術主導の企業に多く見られる「よいものは売れる」と信じているパターン。
このパターンの経営者は、残念ながら「よいもの」かどうかは売り手ではなく買い手が決めるものであるということが理解できていないのです。
先日、ある会社の経営者と飲んでいて、もうひとつの失敗パターンの話がでたのですが、これもよくあるケース。
彼は、以前私のブログで「思考発散Bar」というタイトルの記事で取り上げたBarの経営者なのですが、30名程度のIT企業を経営しています。
その彼と偶然あるイベントで会い、その帰りに彼と飲んでいたときの話です。
その社長の会社は、3年位前に一度会社が傾き大変な状況だったとのこと。
業績は悪化するし、借金は雪だるま式に増える。社員はどんどん辞めていく。
会社の雰囲気は最悪だったそうです。
経営者の不安が社員に伝染していったのです。
しかし、肝心な経営者の危機感は社員には伝わらない。
なんとかこの状況を脱し、今は社長がいなくても会社が回っていく自律型の強靭な組織になっているとのことですが、一体どんな方策でこうなったのか分かりますか?
答は簡単。
社長が腹をくくり、社員に対して情報をどんどん開示していっただけだそうです。
もちろん社員に言ってはいけない情報だけは開示しなかったのですが、ほとんどの情報はガラス張りにしたとのこと。
なんとこれだけで会社の業績は上向いてよくなったのです。
もちろん腹をくくった社長は、不安の波動を出すこともなくなり、社員は経営危機の理由が把握でき、危機感を共有できたのです。
社員は、理由が分からないから不安になる。
その理由が分かれば共感し対処できるようになる。
私が関わった失敗する会社の多くはこのパターンでした。
経営トップが経営情報を握り、社員には隠す。
経営が傾いたときには、トップがこそこそといろいろと動き回り、それを察知した社員にトップの不安な感情だけが理由が分からないままに伝わる。
以前、知り合いの某SI企業の社長が同じことを言っていました。
どんどん社員が辞めていく。業績は悪化する。
そんな中で、腹を括り全てを開示したら辞めていく社員がピタッといなくなったというのです。
この企業は、今では従業員は300名になり、最近は成長が著しい。
これって結構普遍的なんだろうなぁと思うのですが、如何ですか?
アイキットソリューションズ
生島大嗣
たまたま運がよくて、無茶苦茶な経営なのに運だけで成功というケースもときどき見かけるのですが、失敗の場合は決まったパターンというのがあるようなのです。
よくあるのが、技術主導の企業に多く見られる「よいものは売れる」と信じているパターン。
このパターンの経営者は、残念ながら「よいもの」かどうかは売り手ではなく買い手が決めるものであるということが理解できていないのです。
先日、ある会社の経営者と飲んでいて、もうひとつの失敗パターンの話がでたのですが、これもよくあるケース。
彼は、以前私のブログで「思考発散Bar」というタイトルの記事で取り上げたBarの経営者なのですが、30名程度のIT企業を経営しています。
その彼と偶然あるイベントで会い、その帰りに彼と飲んでいたときの話です。
その社長の会社は、3年位前に一度会社が傾き大変な状況だったとのこと。
業績は悪化するし、借金は雪だるま式に増える。社員はどんどん辞めていく。
会社の雰囲気は最悪だったそうです。
経営者の不安が社員に伝染していったのです。
しかし、肝心な経営者の危機感は社員には伝わらない。
なんとかこの状況を脱し、今は社長がいなくても会社が回っていく自律型の強靭な組織になっているとのことですが、一体どんな方策でこうなったのか分かりますか?
答は簡単。
社長が腹をくくり、社員に対して情報をどんどん開示していっただけだそうです。
もちろん社員に言ってはいけない情報だけは開示しなかったのですが、ほとんどの情報はガラス張りにしたとのこと。
なんとこれだけで会社の業績は上向いてよくなったのです。
もちろん腹をくくった社長は、不安の波動を出すこともなくなり、社員は経営危機の理由が把握でき、危機感を共有できたのです。
社員は、理由が分からないから不安になる。
その理由が分かれば共感し対処できるようになる。
私が関わった失敗する会社の多くはこのパターンでした。
経営トップが経営情報を握り、社員には隠す。
経営が傾いたときには、トップがこそこそといろいろと動き回り、それを察知した社員にトップの不安な感情だけが理由が分からないままに伝わる。
以前、知り合いの某SI企業の社長が同じことを言っていました。
どんどん社員が辞めていく。業績は悪化する。
そんな中で、腹を括り全てを開示したら辞めていく社員がピタッといなくなったというのです。
この企業は、今では従業員は300名になり、最近は成長が著しい。
これって結構普遍的なんだろうなぁと思うのですが、如何ですか?
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生島大嗣
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