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    <title>日々雑感</title>
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    <modified>2012-04-11T01:09:33Z</modified>
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 <title type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[【世の法則 11 】常識の範囲はせいぜい10人]]></title>
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 <modified>2012-04-11T01:09:33Z</modified>
 <issued>2012-04-11T10:09:33+09:00</issued>
 <content type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[世の中の環境、若い人の発言や行動に違和感を覚えるようになったら、何故を自分に問いかけよう。<br />
<br />
もう時代についていけてない自分が見える。<br />
<br />
「常識＝自分の常識」 を疑うことから始めよう！<br />
「常識＝自分を取り巻く10人の人間の常識」 を疑うことから始めよう！<br />
<br />
世の中はもっと進んでいる。<br />
先へ行っている。<br />
これが見えないと大変なことになる。]]></content>
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</entry><entry>
 <title type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[日経Tech-On! 書籍レビュー 「中国モノマネ工場」]]></title>
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 <modified>2012-01-24T11:38:25Z</modified>
 <issued>2012-01-24T20:38:25+09:00</issued>
 <content type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[日経Tech-On! 書籍レビューに「<a href="http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120120/203786/" target="_blank">【日経BPから】一時の模倣はコピーだが、普遍の模倣は革命だ - Asia Challenge - Tech-On！</a>」が掲載されました。<br />
<br />
ピラミッドの階層構造の組織を基に発展してきた先進国の企業とは異なり、中国の山寨携帯の発展は「小企業群の連鎖」によるものであり、これからの企業、社会の形態に影響を与えると主張している原作者の阿甘氏に、訳者のひとりである徐さんがメールでインタビューした内容で構成されています。<br />
<br />
興味深い内容ですので、是非お読みください<br />
<br />
アイキットソリューションズ<br />
生島大嗣<br />
]]></content>
 <id>http://www.i-kit.jp/biz/:7:349</id>
</entry><entry>
 <title type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[日経新聞に「中国モノマネ工場」の書評が掲載]]></title>
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 <modified>2012-01-22T11:50:57Z</modified>
 <issued>2012-01-22T20:50:57+09:00</issued>
 <content type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[本日 1月22日の日経新聞 読書欄に<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248771/ikitsolutio-22" target="_blank">『中国モノマネ工場――世界ブランドを揺さぶる「山寨革命」の衝撃』</a>の書評が掲載されました。<br />
<br />
「中国のハイテク製品の製造現場で起きている「新しい現実」は日本の産業界も無視できない」<br />
「「世界の工場」のダイナミズムが伝わってくる」<br />
と評されています。<br />
<br />
私は監修と解説を担当しています。<br />
書店でお手に取って頂ければ幸いです。<br />


<table cellpadding="2" cellspacing="2" border="0" style="text-align: left; width: 100%;">

  <tbody>

    <tr>

      <td><br>

      </td>

      <td style="vertical-align: top;"><img src="http://www.i-kit.jp/biz/docs/120122_nikkeibp.jpg" title="" alt="nikkei shinbun ad."width: 428px; height: 386px;"><br>

      </td>

    </tr>

  </tbody>

</table>

<br />
アイキットソリューションズ<br />
生島大嗣]]></content>
 <id>http://www.i-kit.jp/biz/:7:348</id>
</entry><entry>
 <title type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[中国モノマネ経済の傾向と対策]]></title>
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  <name>kaz</name>
 </author>
 <modified>2012-01-08T03:38:00Z</modified>
 <issued>2012-01-08T12:38:00+09:00</issued>
 <content type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248771/ikitsolutio-22" target="_blank">『中国モノマネ工場――世界ブランドを揺さぶる「山寨革命」の衝撃』</a>の出版以来、中国ネタでの講演やセミナーの依頼を頂くようになりました。<br />
クローズドのものが多いのですが、誰でも参加頂ける異業種交流会未来工房という会で1月10日に「中国モノマネ経済の傾向と対策」というテーマで喋りますのでお知らせいたします。<br />
<br />
オープンでカジュアルな会ですので、ご興味があれば仕事帰りにでも是非お越しください。<br />
（まだ若干名余裕があるようです）<br />
<br />
詳細は下記「未来工房」のURLを参照ください。<br />
<a href="http://www.mirakobo.net/article/241668513.html" target="_blank">２０１２年度第１回（通算第２１１回）未来工房（みらこぼ）月例会<br />
</a><br />
<br />
アイキットソリューションズ<br />
生島大嗣<br />
]]></content>
 <id>http://www.i-kit.jp/biz/:7:345</id>
</entry><entry>
 <title type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[日経ビジネスオンライン 『中国に「山寨社会」到来！』]]></title>
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  <name>kaz</name>
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 <modified>2011-12-10T13:00:33Z</modified>
 <issued>2011-12-10T22:00:33+09:00</issued>
 <content type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[日経ビジネスオンラインに<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248771/ikitsolutio-22" target="_blank">「中国モノマネ工場」<br />
</a>の訳者のおひとりである永井さんのコラム<br />
<a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20111202/224798/?bv_rd&rt=nocnt" target="_blank">『中国に「山寨社会」到来！ ～ ビジネス書の翻訳者が読む社会変化』</a><br />
が掲載されました。<br />
なかなか面白いコラムです。<br />
是非お読みください。<br />
<br />
アイキットソリューションズ<br />
生島大嗣]]></content>
 <id>http://www.i-kit.jp/biz/:7:343</id>
</entry><entry>
 <title type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[「中国モノマネ工場」のレビュー記事]]></title>
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 <modified>2011-12-06T14:26:44Z</modified>
 <issued>2011-12-06T23:26:44+09:00</issued>
 <content type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[「中国モノマネ工場」のレビュー記事が2本相次いで上がっていましたので紹介します。<br />
<br />
livedoorニュース書評 『中国の経済発展を支える驚異的な“モノマネ”』(新刊JPニュース)<br />
<a href="http://news.livedoor.com/article/detail/6091753/" target="_blank">http://news.livedoor.com/article/detail/6091753/<br />
</a><br />
<br />
【レビュー書評】中国モノマネ工場―世界ブランドを揺さぶる「山寨革命」の衝撃 2011/12/06(火) 09:04:58 [サーチナ]<br />
<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1206&f=column_1206_008.shtml" target="_blank">http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1206&f=column_1206_008.shtml<br />
</a><br />
<br />
アイキットソリューションズ<br />
生島大嗣]]></content>
 <id>http://www.i-kit.jp/biz/:7:341</id>
</entry><entry>
 <title type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[潜在ニーズを見つけるというセンス ～ その１]]></title>
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  <name>kaz</name>
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 <modified>2011-12-02T00:50:57Z</modified>
 <issued>2011-12-02T09:50:57+09:00</issued>
 <content type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[今朝のNHKの番組の日本一明るい経済新聞の竹原編集長が出演しているコーナーで取り上げられていたのが、株式会社エンジニアという小さな工具会社が開発し販売しているネジザウルスという商品。<br />
錆ついたり、頭の部分が潰れてしまったネジを取り外すことのできる隠れたヒット商品とのことで、これを開発した経緯が紹介されていました。<br />
この会社の独自の理論に「MPDP理論」というものがあるそうで、それぞれ<br />
　　M：マーケティング<br />
　　P：パテント<br />
　　D：デザイン<br />
　　P：プロモーション<br />
の頭文字とのことでした。<br />
<br />
私が今回着目したのはこのMPDPで紹介されていた「M」の部分です。<br />
この会社は商品を買ってくれた顧客にアンケート調査を行っており、この結果から生まれた商品ということなのです。<br />
<br />
「アンケート調査ならどこでもやっているよ」<br />
「うちでもやっている」<br />
なんて声も聞こえてきそうですが、この商品の開発経緯がちょっと面白いのです。<br />
<br />
余談ですが、この会社のMPDP理論では、アンケート調査から商品開発をすることをマーケティングと位置付けていますが、マーケティングとは既にある価値を顧客に伝えることと定義すると、この会社のいうマーケティングは厳密にはマーケティングではありませんね。<br />
新しい付加価値を作り出したのですから、これは「イノベーション」に当たると私は考えています。<br />
<br />
<br />
それはさておき、ネジザウルスは、頭のところが潰れてしまいドライバーで回せなくなったネジを掴んで回すことができる工具で、アンケート結果から生まれたとのことです。<br />
<br />
アンケート結果の上位には、工具にはバネを付けて欲しいとか一般に誰でも思うようなことが並んでいましたが、この会社が注目したのは要望数では5位の「小さなネジや、平らなネジといったどんな形状のネジでも確実に掴んで回せるようにしてほしい」というものでした。<br />
<br />
<br />
私が面白いと思ったのは、敢えてアンケート結果の下位のものに着目することで、多くの人びとが気がつかない潜在化したニーズを掘り起こした手法です。<br />
<br />
潜在化したニーズとは、普通は気がつかない、またはできないと知らず知らずに思い込んだりしてしまっているけれど、一旦気がつけばそれが欲しい、なくては困るというものです。<br />
Googleの検索エンジンなどはそのもっとも大きなものだと思います。検索エンジンができる前は、多くの人はそのニーズに気がついていませんでしたが、一度知ってしまい顕在化してしまったら、今度はそれがないと不便になってしまいます。<br />
<br />
そして困ったことに、潜在的ニーズとは普通はアンケート結果には出てこないものなのです。<br />
<br />
潜在化して誰も気がついていないのですからアンケート項目を作る際にもそれらはアンケートに盛り込まれません。<br />
<br />
回答する方も気がついていないのですから、アンケート結果に反映されることはほとんどありません。結果に反映されたとしても、それは多くの人が回答する上位に出てくる項目ではなく、ほんの少数の人だけが回答した普通では無視される下位の項目として扱われます。<br />
<br />
しかしこの潜在的ニーズに気が付けば、他社がまだ気が付いていない大きなニーズを掴むことが可能になるのです。<br />
<br />
<br />
以上述べたように、ニーズには誰でもがわかる「顕在化したニーズ」と人びとが気づいていない「潜在化したニーズ」があります。<br />
<br />
この工具会社は、「潜在化したニーズ」を掘り起こしたわけです。<br />
<br />
<br />
さて、この二つのニーズについてもう少し考えてみましょう。<br />
<br />
「顕在化したニーズ」に注目して経済が活況を呈しているのが中国です。<br />
そしてそれとは対照的に「潜在化したニーズ」を掘り起こして次々と新しい商品、サービスを打ち出してくるのがシリコンバレーに代表される米国です。<br />
<br />
<br />
中国では、千歳一隅のチャンスを掴み一発儲けるために、誰もが欲しがるものを作ろうと作り手が群がってきます。人びとが欲しがるものにはコピーでもニセモノでもよいからそれを供給し、ビジネス機会を掴もうとします。<br />
<br />
携帯電話が流行っているとなると、誰もがその携帯電話を供給し儲けようと殺到します。その結果、年間9億台という中国の携帯電話の半数以上の5億台がコピー商品、ニセモノを意味する山寨携帯電話になっています。<br />
この辺りのことは、ここで何度も紹介しています私が出版プロデュースした<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248771/ikitsolutio-22" target="_blank">『中国モノマネ工場――世界ブランドを揺さぶる「山寨革命」の衝撃』</a>に詳しく書かれています。<br />
<br />
ブランド品が買えない人びと向けに、とにかく安い携帯電話を供給するというビジネス、言い換えると顕在化したニーズをビジネス機会と捉えてコピーでもニセモノでもよいからとことんそれに応えようとする機会最優先のビジネスが展開されている国が今の中国と定義できるでしょう。<br />
<br />
<br />
さて、「潜在化したニーズ」に強いのがシリコンバレーに代表される米国です。<br />
GoogleやYahoo、Amazon、iPhoneやiPadで伸びているAppleをはじめ、最近では位置情報サービスのForesquareやSNSのFacebookなど次から次へと今までにない新しい商品やサービスを創り上げています。<br />
<br />
一体どうやればこんなに潜在化したニーズを掘り起こすことができるのでしょうか。<br />
<br />
シリコンバレーにあるひとつの会社がそのヒントに繋がるかもしれません。<br />
<br />
その会社とは、シリコンバレーを代表するデザイン会社として有名なIDEO（アイデオ）社です。<br />
この会社のデザイン手法が正に潜在化したニーズを掘り起こしてそれを商品化する手法なのです。<br />
<br />
長くなりましたので、IDEO社の手法については次回に詳しく述べたいと思います。<br />
<br />
<br />
アイキットソリューションズ<br />
生島大嗣<br />
]]></content>
 <id>http://www.i-kit.jp/biz/:7:337</id>
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 <title type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[電動バイクベンチャー Terra Motors(テラモーターズ)]]></title>
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 <modified>2011-11-27T11:35:44Z</modified>
 <issued>2011-11-27T20:35:44+09:00</issued>
 <content type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[シリコンバレー サンノゼで知り合った徳重さんが、日本で電動バイクベンチャーのテラモータースをを立ち上げて頑張っておられます。テラモータースはワールドビジネスサテライトでも取り上げられていました。<br />
<br />
そのテラモータースが、ただ今<a href="http://www.groupon.jp/cid/23107" target="_blank">グルーポンでスペアバッテリー引換券・充電器付・運送費込の販売</a>（11月28日正午までの限定販売 ←12月1日正午まで延長されたようです）を行っています。<br />
大企業からではなく、日本のベンチャーから生まれた素晴らしい電動バイクです。<br />
みなさんの応援をよろしくお願いします。<br />
<br />
アイキットソリューションズ<br />
生島大嗣]]></content>
 <id>http://www.i-kit.jp/biz/:7:335</id>
</entry><entry>
 <title type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[日本経済新聞の広告に掲載]]></title>
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 <modified>2011-11-27T03:25:17Z</modified>
 <issued>2011-11-27T12:25:17+09:00</issued>
 <content type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[今朝の日本経済新聞の日経BP社の広告に<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248771/ikitsolutio-22" target="_blank">『中国モノマネ工場――世界ブランドを揺さぶる「山寨革命」の衝撃』</a>が載っています。<br />
<br />
この本は、中国を新しい視点で捉えるためのヒントが多く書かれています。<br />
これを機会に多くの方に読んで頂き、日本と中国とのビジネスの違いや中国ビジネスの戦略の立て方などを改めて考えて頂くきっかけになれば幸いです<br />
<br />


<table cellpadding="2" cellspacing="2" border="0" style="text-align: left; width: 100%;">

  <tbody>

    <tr>

      <td><br>

      </td>

      <td style="vertical-align: top;"><img src="http://www.i-kit.jp/biz/docs/111127_nikkei_ad.jpg" title="" alt="nikkei shinbun ad."width: 621px; height: 281px;"><br>

      </td>

    </tr>

  </tbody>

</table>

<br />
アイキットソリューションズ<br />
生島大嗣<br />
]]></content>
 <id>http://www.i-kit.jp/biz/:7:333</id>
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 <title type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[白蟻の巣の最初の一本の柱を立てる]]></title>
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 <modified>2011-11-24T13:43:51Z</modified>
 <issued>2011-11-24T22:43:51+09:00</issued>
 <content type="text/html" mode="escaped"><![CDATA[  「ある科学者は、白蟻が巣を造るすべての工程を観察した。最初、彼らは一定のルールもなく、ただ小さい土の塊を、何度もあちこちに無秩序に運ぶだけだった。だが、ひとたび一本の柱のような形ができ始めると、まるで何かにインスピレーションを受けたかのように、軍隊のような群れを形成し始める。蟻は自分がやるべき任務の内容によって、軍隊を配置し、無秩序の中から急激に秩序が生まれたかのように、蟻の巣を建設していく。彼らは巣を造ることだけでなく、例えば食べ物を探すというようなことにおいても、驚異的な能力を発揮している」<br />
<br />
これは<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248771/ikitsolutio-22" target="_blank">『中国モノマネ工場――世界ブランドを揺さぶる「山寨革命」の衝撃』</a>の一節です。<br />
更に文章はこう続いています。「大自然は、脳の力で複雑な組織や構造を考えだす人類を創造しただけでなく、我々の理解の範疇を超えたところで、もう一つの奇跡を造ったのである。<br />
<br />
  筆者は、蟻が巣を作る工程の進め方は山寨方式によく似ていると思う。このような複雑なプロジェクトは、人類のような階級構造がなければ、理論上では完成し難い」<br />
<br />
（以上、<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248771/ikitsolutio-22" target="_blank">『中国モノマネ工場――世界ブランドを揺さぶる「山寨革命」の衝撃』</a> 第三部 山寨社会  １３章 山寨の原形  より引用）<br />
<br />
<br />
山寨（コピー品、ニセモノの意）携帯電話は、経済の論理により、深センを中心とする地域で自然発生的に分業体制ができあがり、それを基に効率よく生み出されました。<br />
<br />
「中国モノマネ工場」の筆者阿甘は、この山寨携帯電話が生み出された現象を論拠に、大企業の大きな組織による生産方式は効率が悪く、世の中はネットで緩やかに繋がった人びとにより、LinuxやWikipediaのように専門知識を有するアマチュアの半ばヴォランタリィーな活動に取って代わるといっています。<br />
更にこれを発展させて、宇宙ロケットまでも山寨化すると予想しています。<br />
<br />
山寨携帯電話に関しては、私は筆者の考えに異論がありません。<br />
チップメーカーであるメディアテックのターンキー方式（チップからパッケージ化されたソリューションまで一括して提供）を核、即ち白蟻の最初の一本の柱にして、経済効率最優先で繋がった様々な分業を担う人びと、企業が携帯電話の生産と販売に群がる構図は、白蟻のモデルを彷彿させます。<br />
<br />
しかし、それ以後の予想には少々異論があります。<br />
<br />
実際、今年くらいから徐々に山寨携帯電話は力を削がれています。<br />
原因の一つに、メディアテック社が次のスマートフォン向けのソリューションをなかなか用意できないということが挙げられます。<br />
<br />
白蟻モデルで考えてみると、経済論理で金儲けを目論む白蟻たちがメディアテックのソリューションという最初に立った一本の柱に群がり、山寨携帯電話産業という大きな白蟻の巣を作ったけれど、次の一本の柱は自然発生的にはまだ出てきていないということになります。<br />
<br />
この経済論理だけに任せたモデルはいつでも有効なのでしょうか。<br />
<br />
たぶん、何かが出てくる土壌があれば、可能性はあるのだと思います。<br />
しかし、可能性はあくまでも可能性です。<br />
何も出てこないこともあるのです。<br />
<br />
山寨携帯電話の場合は、その土壌は深センを中心とする電子産業の設計、生産、商取引、販売までのクラスターの形成といったものだと思います。<br />
<br />
しかし、これだと何が出てくるか、誰が、どこがそれを出してくるかまったくわからないのではないでしょうか。<br />
<br />
確かに、新しい産業や製品といったものは、そういった土壌がないとでてきません。<br />
しかし産業集積と経済原理だけでは、たまたま当たってもそれが次に繋がるような産業のグランドデザインは生まれないでしょう。<br />
<br />
私は、そこに計画された偶然性といったものをインストールする必要があるのではないかと思っています。<br />
<br />
生命が生まれる最初の一歩となるアミノ酸のように、または先程から述べている白蟻の巣の最初の一本の柱のように自然界で行われている全てを偶然に任せるモデルではなく、核となる人物やコンセプト、ビジョンといった方向性を促す核というべきものがそこにあれば、経済論理の偶然性だけに頼るより遥かに確率を高められるのではないかと考えているのです。<br />
<br />
企業という環境の中でもそれは起こり得ると思います。<br />
例えばスティーブ・ジョブズがAppleという企業の核になったように。<br />
<br />
それが今は企業だけが舞台でなくなったのかもしれません。<br />
リーナス・トーバルズはLinuxの最初の一本の柱となり、ワールドワイドで繋がった開発者を核として束ねています。<br />
<br />
彼がビジョンやコンセプトメーカーとなり、ネットで繋がった自律的な人びとがLinuxという白蟻の巣を作っているのです。<br />
<br />
私は山寨携帯のケースのように経済論理にすべて任せるのではなく、舞台は企業でもネット上でも構わないから、核となるコンセプトやビジョンが重要だと考えています。<br />
それに惹かれた自律的な人びとや企業が集まり、白蟻の最初の一本の柱を基にクラスターを形成することで、新しいものを創り上げ、生産が始まるという形が自然だと思うのです。<br />
<br />
まったくの偶然に任せるのではなく、偶然を計画するものが必要なのではないかと考えているわけなのです。<br />
<br />
<br />
日本はアメリカで創り上げられ、最初の一本の柱が既に立っていた電機産業や自動車産業を更に高度に発展させ、アメリカのお株を奪う形で、より大きな白蟻の巣を作ってきました。<br />
<br />
最初の一本の柱が立った後、即ち問題を認識し、問題を設定した後は、日本は世界でも類をみないほど効率よく、皆が分担することで、問題解決に当たっていきます。<br />
<br />
しかし、一旦問題が解かれたら、今では韓国や台湾といった企業が、日本から学びより効率よく、例えばサムスンのように白蟻の巣を大きく建設しているのではないでしょうか。<br />
<br />
<br />
日本にとって残念なことに、GoogleやApple、近頃ではFacebookといった次の最初の一本の柱は、またアメリカで建てられています。こういった新しいビジネスにおいて、以前の電機産業や自動車産業のように日本はアメリカのお株を奪うことはまだできていません。<br />
最初の一本の柱を日本で独自に立ち上げることもできず、既に立った柱を以前のように奪えないでいます。<br />
<br />
<br />
最初の柱が立ってからそれを大きくする能力と、最初の柱を立てる能力は種類が異なります。大企業の優秀な社員は、既に立った柱を大きくすることは得意でしょうが、残念ながら最初の一本の柱を一から立てるのは、中小企業やベンチャーの方が得意なのかもしれません。<br />
<br />
そして、最初の一本の柱を立てる白蟻を育むのはシリコンバレーのような土壌が必要なのでしょう。そこでは偶然を計画するということが日常起こっています。<br />
<br />
今の日本ではそれとは逆に、何でもかんでも効率優先にしてしまい、偶然を計画するという機能を阻害してしまっていないでしょうか？<br />
<br />
日本企業は日本社会もそのことに気づかないと、次の最初の一本の柱をアメリカどころか韓国や中国に立てられてしまわないとも限りません。<br />
<br />
次の最初の一本の柱は、是非日本が育んでいって欲しいものです。<br />
そして私も、少しでも次の最初の一本の柱を立てようとするみなさんのお役に立てるように、微力ながら頑張っていきたいと思っています。<br />
<br />
<br />
アイキットソリューションズ<br />
生島大嗣<br />
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